堺市 戸建て庭

Before
パステル調の可愛らしい住宅ですが、購入された際、駐車場の確保を優先した庭になっていたため、少々殺風景なしつらえになっています。









Before
リビングから、庭の広がりはあるものの、道路まで丸見えだったため、カーテンを開け放ちにくい状況です。









After
建築の印象に合わせて、珪藻土風に塗装された2枚の壁を、道路際に設置することで、庭としての印象を高めるとともに、プライバシーを確保しました。
さらに2枚の壁をスリット状に設置し、建築の窓を意識したガラスブロックを壁にはめ込むことで、壁の印象を和らげています。



After
壁の内側には、自分の家を眺めることのできるベンチを配置し、屋外型のリビングとして利用できるようしつらえました。






After
リビングへの窓辺には、縁側を設け、庭との連続性に配慮しました。
舗装は、タイルの焼きムラをつけて、目地もざっくりとしたものとし、手仕事のやさしい印象を演出しました。





After
壁面のロートアイアンの表札と、ガラスブロックが、通りに明るい印象を与えます。






After
リビングの窓からは、木立が見えるようにプランターを配置しました。これは、常に窓辺から緑が感じられるようにするためと、隣の殺風景な塀の印象を和らげることが目的です。





After
リビングから見える木立のプランターを屋外から見た様子。
ちょうど駐車場に位置するため、コンパクトな植栽を心がけました。









After
縁側のデッキは、まだ小さなお子様のおもちゃが収納できるよう、扉を設けました。お部屋もお庭も整理整頓が大切。









Aｆter 8 month
梅雨をまたいだため、植物がよく育っています。
植物が、壁を緩やかに隠し、道路の縁石を覆うと、とても馴染んだ印象になります。





Aｆter 8 month
スモークツリーやハーブ類が、庭にやわらかい印象を与えています。







Aｆter 8 month
これからも、緑に囲まれたアウトドアリビングとして、様々な使いかたをして欲しいものです。