遅ればせながら、茨木市にある文化・子育て複合施設 おにクルへ。
2023年11月開業で、設計は伊東豊雄氏と竹中工務店。ファニチャーデザインは藤森泰司氏。約10万冊所蔵する図書館をはじめ、最大約1200席の大ホールやプラネタリウム、防音機能を備えた多目的室などがあります。
2階にはこども支援センターが入っており、妊娠、出産、子育ての相談、一時保育等をワンストップで展開。
空間構成は、言ってしまえば欲望が渦巻いていない窓沢山の大型ショッピングモールで、縦の道という吹き抜け空間で、各階の雰囲気を緩やかに共有しており、そこにめちゃくちゃ多種多様な居場所やプログラムが展開されています。
館内の至るところに配置された優しいデザインの様々な本棚に、場所に応じて自在に過ごすことのできるデザインのファニチャーは、もう羨まし過ぎます。。。
立体公園とも称していますが、もはや公園を軽く越えていて、みんなが絶妙に同居できる屋内外含めたリビングのようになっています。
なので本当に多世代の利用がみられるのですが、特に学生達は、自習からデートスポットにも使っています。😆
もしここへ飲食や物販施設をもう少し絡められたら、これからのまちのような新しい建築モデルができそうですね。
人口28万人でそれほど減少幅もない、交通の便のとても良い茨木市にとっておにクルは、総事業費160億円やけど、まさに鬼に金棒や!!🙇
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広場が北向きなのもテラスにとって良さげ。
市役所真横モデル。
人研ぎ大滑り台は大人気。それを見守れるスペースもあり。
ホールのフライタワー外壁を使った名和晃平氏のアート。彼は茨木の高校へ通っていた縁だとか。
縦の道。
1階の飲食施設。この建築で、もっと商売できそうです。
有料の屋内プレイスペース。
図書館メインのフロア。ちなみに本棚は各階に散りばめられています。管理もうまく出来てますー。7階は高校生や市内に6つもある大学の学生が使っていそうな感じ。ホンマ良う出来てる。